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<フォーラム>

●マイクロソフト株式会社

10月13日、「BizTalkフォーラム(第1回)開催される

 10月13日、目黒雅叙園においてマイクロソフト主催による「BizTalkフォーラム:XMLによるビジネス連携の推進」が開催されました。
 はじめに、マイクロソフト株式会社 取締役ビジネスソリューシンズ事業部長 東貴彦氏から「ECビジネスの展望と課題」と題して、日本の電子商取引(B2C、B2B)、企業経営の改革推進とシステムインフラの進化、受発注情報交換から始まるB2B、企業間・産業間システム連携の意義、Value Chain普及・推進上の課題、産業別協議会・研究会によるシステムオープン化普及活動、XMLによるWebソリューション革命、BizTalkフレームワークの展開、についてのお話がありました。


 B2Bを実現するためにマイクロソフトがとろうとしている施策は、「産業別協議会・研究会によるシステムオープン化普及活動」であり、既に730社のパートナー企業との協業を行っている。この一環として本日、バリューチェーン推進協議会を発足させる。XMLはWebソリューションをプログラミング、表現性、接続性の面から革新的に高めるものであり、マイクロソフトはBizTalkを利用したサービス、 BizTalk を利用した製品と合間ってBizTalkワークフレーム(スキーマ、オープンプロセス)を確立して、これに特化する。
 続いて、同社インダストリーソリューション部 河本吉夫氏よりBizTalk概要と海外最新動向(BizTalkとXML、BizTalkとVCI、海外最新動向)、同社ソリューションテクノロジー部 野村一行氏によるBizTalk技術解説(BizTalkフレームワーク、ツールキット)がありました。BizTalkとは、アプリケーション結合と電子商取引(B2B)のためのXMLベースのワークフレームであり、XMLをどう利用するかにフォーカスして、XMLのクロスプラットフォーム対応のメッセージ交換メカニズムに着目している“コントロールフロー業務プロセス”である。
 この後、BizTalkパネルディスカッションが、各パネラーによりXMLの可能性、業界をとりまく環境、BizTalkとXML、課題と可能性について活発な意見交換が行われました。パネラーとしては、各界でXML推進に活躍されている方々で、株式会社大塚商会 Nビジネス推進室室長 岡部恵造氏、東芝アドバンストシステム株式会社 ソリューション推進部部長 池田実氏、インフォテリア株式会社 代表取締役社長 平野洋一郎氏、株式会社シナジー・インキュベート 代表取締役 菊田昌弘氏、マイクロソフト株式会社ソ リューションテクノロジー部 萩原正義氏、モデレータはマイクロソフト株式会社 インダストリーソリューション部 大田和俊氏でした。
 なお、パネルディスカッションの最初に、XMLビジネス応用デモ(ハウジングメーカーの住宅建築プロセスの例)がマイクロソフト株式会社シナリオマーケティンググループ 深瀬正人氏により行われ、これを切り口としてディスカッションに入りました。




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